befiez ビ・フューズ?
いつもすばらしい音楽を提供してくれるAndy Connell(アンディ・コーネル)とCorinne Drewery(コリーン・ドリュリー)の二人組のBAND。私は、スウィング・アウト・シスターの曲が大好きである。スウィング・アウト・シスターの曲を聴かない日はないくらい!
私が最初に聴いた曲は、もちろん!世界的に大ヒットしたBreakoutで「お洒落なお姉さんが歌っている”ハイカラ”な曲」という印象!ノリが良い曲なのでBreakoutは好きだった。当時は高校生!でも、その時からスウィング・アウト・シスターのファンだったという訳ではない。ただ、アルバムのジャケットやライナーノーツに載ってるコリーンさんは、おしゃれで綺麗な大人の女性だと思った。
高校生〜20代前半頃の私は、ギターが歪んだ曲(メタル系)やクラブ系の音楽が好きで、そんな音楽ばかり聴いていたのだけど・・・
しかし、時は経ち、私の人生の中で様々な人との出会いにより(人生いろいろある訳です・・・)今では、すっかりこの二人組のサウンドに虜になってしまいました。冒頭に触れたように今では、
スウィング・アウト・シスターの曲を聴かない日はない!
二人はもちろんのこと!スウィング・アウト・シスターのライブに参加するバックメンバーの人たちも大好きなのです。プレイが最高にGoodです!
そんなこんなで私は、99年のライブ以降は、必ず来日の度に行っている訳だが、中でもコリーンさんと会話できた2005年の福岡ブルーノートライブは、私の一生の思い出となった。(当時は福岡にブルーノートが存在していた)ブルーノートでCDを購入した人にだけ、ライブ終了後にサイン&握手をしてくれるというやつだ!
レコードのジャケットに載ってた、あこがれの人と目の前で会話ができる!?
こんなチャンスはめったにないぞ!!しかし、スウィング・アウト・シスターのアルバムは全部持っているから困ったな〜と思いつつ・・・並んでいるCDを眺めると、あるではありませんか?!見なれないライブアルバムが「Live in Tokyo」・・・スタッフの人に聞いて見ると、このライブに合わせて先行で会場での発売らしい!私は、ライブが始まる前に速攻でそのライブアルバムを購入した訳です。
このジャケットはライブ会場で購入した人の特別版なのです。(コリーンさんのサイン入り)
ライブは本当に最高で!ブルーノートで、ちょっと高めなお値段だったけど「本当に来て良かった〜!」と心から思った。残念なのは、この日本ツワーでは、アンディさんが体調不良で演奏しておらず、裏方さんに徹していたのが残念だったが、それでも6年ぶりの日本ツワーは、見所満載だった!そんで、いよいよライブ終了後に並んで順番を待つ訳だが、一人一人をコリーンさんが丁寧に対応しているので、私の順番が来るのにけっこう時間を要したが、さすがはコリーンさんである。
コリーンさんが丁寧に対応してくれてるとはいえ、一人の時間は限られているので、話したいこと、聞きたいことが山ほどあったのだが、この次のライブで演奏してほしい曲や自分のバンドがスウィング・アウト・シスターのカバーをやっている事を中心に話してみた。
コリーンさんは、大変喜んでくれて、バンドについて「私たちより上手なんじゃないの?」って
まさか!そんな訳ないでしょう!!「OH! NoNoNo・・・・」
「どんな曲をカバーしてるの?Breakout??」とか聞かれ
バンドで練習した事があるだけで、完璧ではなく、ぜんぜんヘタクソなんだけど、得意げに数曲述べていたら・・・
『バンドの名前はなんて言うの?』
と聞かれ・・・・・ん?「うぉ〜これは予想していなかったぞ・・・」
今のバンドには特にバンド名とか決めておらず、いつか自分が思い描く理想のスタイルになった時に「ビフィズ / befiez」というバンド名で活動したいと思っていた。なので、このバンド名は現時点では使用していないのだが・・・
このバンド名は、ビフィズス菌から持ってきた名前なんだけど、なぜに?ビフィズス菌?(笑)と思いでしょうが、これには多少なりと意味が・・・
とにかく、これは、私が作った造語(befiez)で、当然、英語の単語には存在しないスペルです。ビフィズス菌は、Bifidobacteriumとなるようなのだが、そのまんまの意味は伝わらなくてよかったので、アルファベットで書くとbefiezみたいに書こうなんて勝手に決めていた。
それを自分は「ビフィズ」と読んでいた訳だが、イギリス人から見たらどういう発音になるのかもわからないので、紙に書いてコリーンさんに渡しました。そうしたらコリーンさんが何とも不思議そうな顔をして・・・・
やや、眉間にシワが寄りながらも「ビ・フューズ?」と言ったので・・・・
Yeah . イヤ!Yeah . イヤ!と頷き、それ以上ツッコミが入らないように無理矢理その話題を終了させたのでした。
そうか!イギリス人が無理やりに読むと「ビ・フューズ」になるのか!じゃ!この読み方をバンド名にしよう!!ナイス!これは、コリーンさんにバンド名を授けてもらった様なものだ!自分が理想とするバンドのスタイルが出来た時に使おう!と、喜んだのだが、コリーンさんから見るとアホな日本人としか写らなかったと思う。
最後に握手してもらい、コリーンさんは日本語で「ありがとう」と言ってくれて、私は大満足して友達と一緒に帰りました。友達!?そうこの日は、バンドメンバーではないけど、やはり熱狂的なファンの友達とライブを見に行ってたのでした。
そして、この日が記念すべき、いつか活動するバンド名誕生の日になった。ということです。